昨日も猛暑。
本当にうんざりした。
仕事が終わり
聖路加行き。
病室に入る前に
母の病状を心配している
恩師(90歳を超えている)に
電話した。
初めて話したが、
声と話す内容、話し方は
母の同級生でも通用するくらい。
矢継ぎ早の質問攻め。
「病気の状態はどう?」
私が大丈夫ですと答えても
「いつ退院するの?」
「数日後?」
「数週間後?」
「話すことは出来るの?」
「声は出ているの?」
「入院していた教え子のお葬式が急にあったの。
そういうことはないよね?」
「生きているうちに会いたいので
聖路加へ行きたいと思っているのよ?」
「どこの病気なの?」等々。
そこで、
私は一番嫌いなウソをついた。
「ウソも方便」と腹を決めて。
「母はここ1ヶ月くらいには退院出来ると思います。
先生、心配しないで下さい。元気で地元で会えますから。」
先生も仕方なく納得したという感じで
「(母が)家へ帰ったら、すぐに連絡してね。
会いに飛んでいくから!」
高齢でこの猛暑に出歩くのは困難。
もしも何かあったらご家族に迷惑をかけてしまう。
お見舞いは大変在難いが、
ウソをつき安心していただいた。
「母に励ましの言葉をしっかりと伝えますから。」
電話をきり、すぐに伝えた。
目を閉じた母は、
しきりに云々と頷いた。
よくなるエネルギーに
確実になったと思った。
なんと在難い恩師だろう!
感謝感謝感謝!
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