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明け方モンスター東京で父の夢。
携帯電話からの声の主は父。
話の内容は今となっては思い出せない。
夢から目覚めた瞬間、耳の奥深くから
音の記憶の懐かしさが込み上げてきた。
耳は覚えていても、もう二度と肉声は聴こえない。
起き抜けに窓の外を眺めると
青空に真っ直ぐ東京タワーがそびえていた。
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