NHKスペシャル「ヤノマミ」を観た。
(下記の写真は、ナショナルジオグラフィックHPより)
ヤノマミ=人間 の意味らしい。
(自分たち以外の人間は「ナパ」と呼ぶ)
アマゾンの奥深くに住む原住民。
1万年以上、変わらぬ生活を続けている。
14歳の少女が出産した。
森の中で1人で出産して1人で帰ってくる。
出産を手伝うのは女だけ。
生まれてきた赤ちゃんはその母親が決める。
人間(ヤノマミ)として受け入れるか、または
精霊として天に返すか。
これを決めるまで母親は赤子を抱かない。
母親が抱くということは人間として育てるということ。
精霊として天に返すと決めると、
その赤ちゃんを白蟻の巣に入れて肉を食わせて、
最後に白蟻の巣ごと火をつけて煙とともに
天上に精霊(生まれたばかりの赤子)を返す。
この14歳の少女は産み落とした赤子を
精霊として天に返した。
私達人間の原始の記憶が蘇るような驚異の世界。
その頃の人間の生活(狩、食、呪術、性)の様子が伺われる。
10年近くの交渉の末、集落に150日間も
同居して、同じものを食べたのは驚愕畏敬だ。
ここまで撮影するとは本当に尊敬する。
あ~すごいものを観た。
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